ルートラーナ規約

 ルートラーナは、完全な光の世界を創造する源です。コトハの知識が純粋さと神聖さをもって扱われ、その知識によってもたらされる秩序と多様性が、そこに集まり関わる人々の様々な活動という形で具現化される。それは、純粋な思いを具現化する活動であるミコトであり、ミコトを贈り合うことが、全ての人々のつながりとなり、日本、世界、そして宇宙へと光を広げます。光を広げるための普遍的な秩序である光の階層構造を成している、そこに集う人、組織及び場所の総称がこの「ルートラーナ」です。

 ルートラーナは純粋な思いの集まりであり、それを具現化するものです。コトハの知識を学び、体験し、ミコトを贈り合うことを通して他者の幸福を互いに拡大しあうとき、そこには進化・成長があり、世界に光を放射する源として、自らの意図によってもたらされる創造があります。

 以下に定めたルートラーナ規約は、自らの意図によって創造し、光を広げていくための秩序をひとつの形としてあらわしたものです。そこに寄り添い、活動し、ミコトを贈り合うことが、ルートラーナに、そして日本、世界、宇宙へと光をもたらします。なお、ルートラーナの3つの要素である人、組織、場所を個別に表現するときは、それぞれ「ルートラーナ(人)」「ルートラーナ(組織)」「ルートラーナ(場所)」を使用します。

第1条 神聖さと純粋さを保つ
 コトハは神聖かつ純粋なものです。ルートラーナはコトハの知識の具現化であり、そこに集まり関わる人々は、その知識をつねに大切に扱い、コトハの神聖さと純粋さを保ちます。

第2条 ルートラーナの構造
 1 ルートラーナは、自然知性の光の秩序に基づいて、光の階層構造をなしています。
 2 光の階層構造とは、自然知性の光の具象化によって形成される「1=3」の知識の全体性の現われです。個人はこの階層構造によりそいミコトを贈り合うことで、他者の幸福の拡大をなし、自身は進化・成長し、ルートラーナに全体性をもたらします。
 3 ルートラーナは、光の階層構造の全体において、個人の全体性に基づき平等です。ミコトを贈り合うことは、常に平等のもとに行われます。
 4 ルートラーナは光の階層構造に基づき、複数の区分(以下「階層」と表記)によって構成されています。この階層毎の基準及び条件は、別紙「ルートラーナ 光の階層構造」記載の通りとします。

第3条 自然知性をつかさどる役割
 ルートラーナは、そこに参加する者の光の世界を創造する意思に基づいて、全体性をもって自然知性の光に沿う形で創造されます。特にルートラーナ全体に関わる大切な事項、規約の制定や修正その他については、自然知性を理解し体現するオサで構成されている方針協議会が決定します。

第4条 ルートラーナの全体を創造する役割
 ルートラーナの具体的な運営活動(例えば、事務手続き、経理その他の業務など)は、一般社団法人コトハ・インテグラルリサーチ(以下「KIR」と表記)、及びKIR内に設置されたルートラーナ事務局が行います。KIR及びルートラーナ事務局は、方針協議会が決定した事項又は方針等にそって、ルートラーナの全体を創造する役割を担います。

第5条 ルートラーナを個別性に基づいて創造する
 1 ルートラーナに参加している者のことを「ルートラーナ(人)」と表記します。ルートラーナ(人)になることを希望する者は、第6条に定める手順にそって、ルートラーナへの登録を完了します。登録が完了した者は、自らの意思に基づいて、純粋な思いを具現化する活動であるミコトを贈り合います。
 2 ルートラーナ(人)は、自身のミコトについての理解を深め、その実践を純粋なものにしていくことが出来ます。そのために必要なコトハの知識や技術を習得することを意図し、その機会を自ら創造的に得ていきます。

第6条 ルートラーナ(人)はルートラーナの全体を創造する
 ルートラーナ(人)は、ミコトを贈り合い、ルートラーナを自ら創造する者であることを理解し、個別のミコトと同様に、ルートラーナ全体に対する創造を継続するように努め、自身の思いを現わします。

第7条 ルートラーナ(組織)への登録
 1 ルートラーナへの登録は、以下の手順にそって行います。
(1) ルートラーナ登録の申込
ルートラーナ(組織)への登録を希望する者(以下、「登録希望者」と表記)は、登録の意志と必要事項を、指定の方法でルートラーナ事務局に伝えます。
(2) 登録に際する思いの具現化
登録希望者は、ルートラーナ(人)となることが、ルートラーナ(組織)を自ら創造することであると理解します。そのため、この登録という行為が最初のルートラーナの創造になるように、指定の方法で自身の思いを現わします。
 2 前項の各手続きの詳細は、別に定めます。

第8条 階層の移動
 1 ルートラーナ(人)は、個人の全体性にそって、ルートラーナのいずれかの階層に属します。
 2 自身の進化成長を望み、階層の移動を希望する者は、オサ面談の場において事前にオサにその意志を伝えます。また移動先の階層の全体性に基づき、移動を希望する者がオサに知識や技術の習得状況やミコトの活動について報告します。オサで構成される方針協議会は報告内容を確認したのち、希望者の属する階層を移動します。
 3 個人が、属する階層の全体性にそわないことが明らかになったときは、方針協議会がそれを確認したのち、個人の全体性にそった階層に属する階層を移動します。

第9条 ルートラーナ居住者
 ルートラーナ居住者とはルートラーナ(人)のうち、主たる生活をルートラーナ(場所)で営み、ルートラーナ(場所)でミコトを贈り合う者のことを言います。

第10条 自然知性に基づく称号
 ルートラーナ(人)のうち、以下の条件を満たしたものは、それぞれの称号を有します。
   (1)サマディ11以上であり、かつ、オサ・プログラムを完了した者は、カミを統治する者として「オサ」の称号を有する。
   (2)サマディ7以上であり、かつ、マスター・プログラムを完了した者は、カミに目覚め、これを生きている者として、「マスター」の称号を有する。
   (3)サマディ6以上であり、かつ、ライトエミッター・プログラムを完了した者は、カミに目覚め、これを生きようとしている者として、「ライトエミッター」の称号を有する。

第11条 ミコトとなる主な活動を定める
 1 ルートラーナ(人)はルートラーナにおいて、純粋な思いを具現化する活動であるミコトを、自ら意図して贈り合います。
 2 希望する者は、コトハの専門医療機関で自身のミコトの確認を受けることが出来ます。これに基づいてミコトとなる主な活動を定めた者は オサ面談を自身のミコトをより純粋なものにしていくための機会とすることが出来ます。
 3 属する階層の移動を希望するとき、移動先の階層の全体性に基づいて継続的にミコトを贈り合う意志のある者は、ミコトの継続期間を開始する前にオサ面談の場でその意志を伝えます。継続期間中はできるだけオサ面談を希望し、自身のミコトをより純粋なものにしていきます。

第12条 祝祭(直接的に光を広げる活動)
 1 祝祭とは、その場の響きを整え、光で満たし、光を広げる活動であり、満月及び新月に合わせて毎月行われる「月例祝祭」及び季節毎に満月に合わせて行われる「季節の祝祭」のことを言い、オサ、マスター及びライトエミッターが執り行います。
 2 祝祭には、光を広げる技術を習得した者が参加します。オサ、マスター及びライトエミッター、SIP受講者及びKIR従業員その他、方針協議会が光を広げる技術を十分に習得できていると確認した方に参加していただきます。
 3 祝祭の開催場所に赴くことが困難なときはZOOM等によるリモート参加をすることが出来ます。ただし、オサ、マスター及びライトエミッターは、季節の祝祭には原則として開催場所に赴くものとします。

第13条 ルートラーナミーティング
 1 ルートラーナ(人)は、ルートラーナ全体を創造する意図のもと、ルートラーナミーティングに参加することが出来ます。ミコトの活動報告、またはその活動の協力者ないし参加者を募集すること等を目的として、ルートラーナミーティングに参加することが出来ます。
 2 ルートラーナミーティングは、原則として毎月1回開催します。

第14条 ルートラーナオサレクチャー
 1 ルートラーナ(人)は、オサが主催するルートラーナオサレクチャーに参加することが出来ます。
 2 ルートラーナオサレクチャーは、原則として毎月1回開催します。

第15条 登録の取り消し
 1 ルートラーナ(人)は、その意志に基づいていつでもルートラーナを退会することが出来ます。ただし、退会の申し出があった日が属する月の末日をもって退会の効果が生じるものとします。
 2 ルートラーナ(人)が、他のルートラーナ(人)及びルートラーナ(組織)に対して危害を加える、またはそれらを著しく困惑させる行為をしたときは、方針協議会がそれを確認したのち、そのルートラーナ(人)の登録を取り消します。

第16条 秘密保持
 ルートラーナ(人)は、ルートラーナオサレクチャー、ルートラーナミーティング及びその他の講義等で交わされたコトハの知識の神聖さを大切にし、一人一人が光の世界を創造する思いのもと活動しています。外に対して意識を向けて、個人の情報や知識を口外することはしません。

2021年8月15日 方針協議会

以上